ルサンチマン、聞きなじみのある言葉でしょうか?
Wikipediaによれば、『主に弱者が強者に対して、「憤り・怨恨・憎悪・非難」の感情を持つこと』をいう言葉だそうです。
ニーチェが取り上げた言葉として有名ですね。
解釈する人によって、取り上げられ方が変わるので、ここで解説じみたことをしていくことは避けますが、
「自身ではどうにもならないネガティブな事象」。
たとえば、上司など絶対的に上の立場にある人からの強い抑圧、武力的に勝る人からのいじめ、
天候災害、他国からの圧力、などなどによって、自分の人生が大きく揺れ動かされることがあるでしょう。
やり返せる相手であれば、それで解決できることはあっても、こうした場合には、ただ心の内に”恨みをひそめる”しかありません。
こうなったとき、向ける先は自傷か、別の何かに当たるか、ということになる可能性があります。
忘れられない辛いことが、人には訪れると思います。でも、ネガティブな感情に突き動かされる人生なんて悲しいじゃないですか。
だから、本当に自分にしたいことは何か、自分が楽しいと思えることは何か、考えていきましょう。
どうにもできなかったことは、自分のせいではないのですから、受け入れ、自分の人生を生きましょう。
自身の好奇心や楽しみに突き動かされる人生を生きましょう。
そんなの、夢物語かもしれない、綺麗ごとかもしれない。でも私はそう思うのです。
今日の一問
今、あなたが楽しいと思えることは何ですか?