人生に遅すぎるなんてことはない、そんな言葉をよく聞くと思います。
本当にそうでしょうか?
子供のころに英才教育受けないと成しえないこと、学生のように時間がたくさんあるときではないと成しえないこと、
体力のあるときでないと成しえないこと…。機会を失したときには、「もっと早くやっておけばよかった」とか、思うこともありますよね。
それでも、「遅すぎるなんてことはない」と言いたいのは、
結局今の自分を作っているのは、自分自身の過去の積み重ねであり、遅すぎたと思うのは、
過去の自分に誤りがあったと考えることに近いと思うのです。
人間は誤りを起こしながら生きていくもので、失敗しない人生なんてないですから、そう思うのも当然だし、普通です。
で、過去は変えられないし、変えられるのは今から先の事柄だけです。
なので、我々が今生において変えることができるのは、全部先の話。
「遅すぎた」と変えられない過去を見るのではなく、変えられる先の話をしていきましょう。
そうした意味で、「遅すぎる」なんてことはないのです。それは、空想上の話なのですから。
今日の一問
子供のころの夢ではなく、今の夢はなんですか?